こんにちは。川口市前川にある内科「前川クリニック」です。
真夏に「体が熱っぽい」「頭が痛い」「体がだるくて動けない」という症状が出たとき、多くの人が一瞬迷うのが「これは熱中症なのか、それともコロナや夏風邪の発熱なのか」という問題です。
実は、熱中症とウイルスの感染症(風邪)は、初期症状が非常に酷似しているため、自己判断で間違った対処をしてしまうと急激に重症化するリスクがあります。今回は、内科医の視点からこの2つの正しい見分け方と、当院での対応について解説します。
■ 熱中症と夏風邪を識別する「3つのチェックポイント」
完全に区別するのは難しいケースもありますが、以下のポイントに着目することで、どちらの可能性が高いかを推測できます。
1. 喉の痛み、咳、鼻水などの「呼吸器症状」があるか
熱中症で熱が出ている場合、喉が痛くなったり、咳が出たり、鼻水が出たりすることはありません。もし熱とともにこれらの症状が1つでもある場合は、新型コロナやプール熱、ヘルパンギーナなどの「感染症(風邪)」の可能性が極めて高くなります。
2. 症状が出る直前に「どのような環境」にいたか
直前に炎天下で活動していた、あるいは冷房を入れていない室内に長時間いたなど、体温が上がりやすい環境にいた場合は熱中症を疑います。一方で、数日前から少しずつ調子が悪かった、あるいは周囲に風邪の人がいる場合は感染症を疑います。
3. 水分補給や冷却で「熱が下がるか」
熱中症による高熱は、体温調節機能がバグを起こしている状態です。涼しい場所に移動し、水分・塩分を補給して体を冷やす(首筋や脇の下など)ことで、徐々に体温が下がってきます。もし、適切に冷やして休んでも全く熱が下がらない、あるいは薬を飲まないと熱が下がらない場合は、ウイルスと地上の免疫が戦っている「感染症の熱」です。
【重要】当院の発熱外来は「事前予約制」です
「熱中症か風邪か分からない」という段階でも、当院の発熱外来で診察・識別が可能です。院内感染防止のため、熱がある方は診察時間を分けてご案内しております。以下のリンクより事前予約をお願いいたします。
